殺人手帳

ちょっくら時間があいてしもぉて、
無かったことにしようかと思ってたんやけど、
リクエストのお声があったので。


そう、友達に借りて、
マンガ『DEATH NOTE』を読んだんですわ。
全12冊を、足かけ2日掛けて読み終わった感想。


「「こ…、こんな終わり方ぁぁ???」」


あの安直で見苦しすぎる最後はどうなのよ。
そりゃ、夜神月<ライト>は犯罪者さ。
数え切れないほど人を殺しながら、
自分は神だと、正義をはき違えた悪の天才。
でも最後に、なんかものすごぉぉく、
ちっぽけでつまらない罪人に成り下がってしもて。
ぶっちゃけ、後半はノリきれんかった。
オーラスなんて話にならねぇ、やっつけっぷり。


話の規模が大きくなりすぎたのと、
ノートの所有権が今は誰にあるのかとか、
状況面でも複雑になりすぎて、
1回読んだくらいじゃ、私の頭では理解不能
ライトとL<エル>の攻防戦、
2人がお互い腹のさぐり合いしてた頃が、
一番おもしろかったかなぁ。


ってか、個人的にLのようなキャラが好きなのかも。
世界的に有名な3人の探偵、
実は、みんな同一人物=僕でした、みたいな〜。
だって、絶対に死んでないと思ったもん。
あんなにあっけなく死ぬ訳ないって。
Lはノートに本名を書かれても、
死なないような気すらしてたのに。


Lが死んだ(とされる)シーン。
ノートを使って殺されたのなら、心臓マヒ?
それなのに、救急車で運ばれて、
処置室から出てきた医者の言葉のみで伝えられた最期。
あやふや感が、め〜っちゃ怪しいんですけど。
絶対、ぜぇぇぇったい、
あの時点では「Lを復活させる」可能性もあったはず。
後々、どうにでもなるような、
「実は死んでませんでした」的な消し方に思えたのよねぇ。


んで、Lが消えた後に出てきた、
新キャラ・ニアとメロ。
だら〜んとした姿勢の多いニアが、
ヅラ(笑)を取ったらLなんやわ!って。
私のコナンばりの名推理も報われることなく、
ライバル=Lの消滅とともに制御不能に陥り、
どんどん形相が変わっていくライト。


映画はその、ライト VS Lが、
メインで描かれてるようなので、
録画しといた『前編』を、期待しつつ見てみた。


ライト役の藤原竜也に対して、
L役が…松山ケンイチって、誰よ。
小さいねん、存在感が弱すぎるわぃ。
うわぁ〜ん、オダジョがよかったぁ。
できれば5年前の。(無理)
ミサミサ戸田恵梨香じゃないよなぁ。。
キャラじゃないっつか、オバカ度不足。
中川しょこたんあたりかいね。


伝言板にて、
「映画は説明不足で描写不足」と聞いてたので、
映画を見る前に本を先に読んどいて、
大正解でござったよ。


デスノートを隠し持つライトが考えた、
部屋への侵入者を察知するシャーペン芯作戦、
映画だけ見た人には、わからんよね、あれじゃ。
マンガで読んだ時、めっちゃワクワクしたのにぃ〜。


と、さんざんケチつけとりますが、
『後編』も見ますがな、ええ、もちろん。
テレビで放映した時には、の話やけど。
13冊目のHow To本も借りたので、お正月休みに読む予定。
なんやかんや言うて、ハマってまっさ(笑)